白石康次郎:主な目的は、各種の天候下での艇のテストです。

2020年6月26日

日本人ベテラン・シングルハンドレーサーの白石康次郎は、Vendee -Arctique-Les Sables d'Olonne レース(バンディー北極海レース)は彼に取ってVPLPが設計したフライングマシンのその秘めた性能を引き出すチャンスだ、と語りました。しかし、それは安全に達成されたときにのみ、そのように感じることでしょう

 

東京の南の海岸の町、鎌倉出身の53歳は、DMGMORI号での海の上での時間が必要で、この新レースは、彼がVendee Globe の2度目の出場に向かって邁進し続けるために提供されていることを理解しています。

 

「これはVendee Globe 前の最後のレースです。そして私に取って、この艇での最初のレースです。このレースに参加できることに興奮しています」、と彼はIMOCAのWebSiteに話しました。

 

「しかし、その目的のために無理はしません。この時点で大事なことは、艇の限界を知ることと、私の体の限界を知ることです。私はもはや若くはありません、そして、私は自分の体を意識しなければなりません」。

 

船隊が通るアイスランドの南のコースは完全にチャレンジングです。そして白石だけではなくスキッパーはみんな寒さを予想しています。

 

「IMOCA艇でこのレースのような北の果てに行った艇はありません」、彼は言います、「私は、ただ行きたいだけで、このコンディションを経験して、暖かい気候のフランスに帰ってきます」。彼は、主な目的は様々なコンディションでの艇のテストで、フィニッシュは、彼が言う、「偉大な偉業」だと付け加えました。白石はランクを心配していないと言います。

 

この日本人セーラーは、前回のVendee Globe 2016をスピリット・オブ・ユーコー号でスタートした時、長い人生の夢を果たしました。しかし、彼のレースは悲劇的な最後に見舞われました。南氷洋で彼の艇のマストが折れ、南アフリカにコースを変えざるを得ませんでした。

 

今、彼は、Mark 1 フォイルを装着したJeremie BeyouのCharal号の姉妹艇の新しいIMOCAで、レースをフィニッシュし、それをなす最初の日本人セーラーになることを決心しています。

 

「スタートラインは周りのすべてのサポーターに取って本当に魔法で、みんなを元気づけます」、彼は言いました、「フィニッシュラインを越え、再びこの人々の激励を受けるのが私の思いです、私は同じく、アジアと日本で外洋レースを人気のあるスポーツにしたいと思っています」。

 

このクラスの誰ものように、禁足期間は彼の計画を邪魔しました。そして、航海できたであろう多くの時間に影響しました。3回の単独世界一周航海の経験を持つ彼は、北極海でのレースに取組むために海上での十分な時間を持ったと自信を深めています。

 

「艇の調子はうまく上がっています」、と彼は言います、「望んだだけの航海はしていません。なぜなら、準備できず、ロックダウン中は航海できなかったからです。しかし、私はかなりの量の単独訓練をしました。ちょうど2000マイルの単独航海から先週返ってきたばかりです。そして長距離訓練の週の間、かなりの量の勉強をしました」。

 

「チームは厳しい仕事をしました。艇を準備し、やがて来るレースに私が最高のコンディションになるように後押ししました」、彼は続けます、「私はこの艇をコンスタントに学びました。そしてレースの準備ができたと確信しています」。

 

機械ツールとそのアプリケーションで世界的なリーダーであるDMGにスポンサーされた日本のチームは、ロックダウンの間厳重な規則を遵守しました。そして白石は、非常に厳しくCovid-19 パンデミック対策を続けています。

 

「私達は厳しいルールで作業をしています。マスクをかけ、手洗いを行い、そしていつも距離を開けて作業をしています」、白石は説明します、「ロックダウン中、私達は、蜜で働かないように、クルーを交代させていました。そして、すべてが予定通りになるようにオンラインミーティングを毎週行いました」。

 

「私達はチーム内で何の齟齬も起こしませんでした。そして決して起こらないことを望んでいます、」彼は付け加えます、「私達は平常からリスク警戒しています。そして、みんなに取って物事の安全が維持されるようにすべての規則を守ります。自分としては、混み合った場所を避けていますし、健康を維持するすべての安全規則を守っています」。

 

私達は、Vendee -Arctique-Les Sable d'Olonne レースと、そのあとのVendee Globeで白石康次郎がベストを尽くすように祈っています。

 

Ed Gorman

翻訳:Watson Courtier  as of 27th June 2020