Alex Thomsonのメッセージ


11月22日

Alex Thomsonは、この日曜日の夕方、彼のチームに、Hugo Boss号の船首近くのダメージを受けた縦のフレームを修理するために求める彼の考えと進捗を話しました。

 

「みなさん、最初衝撃はわずかでした、しかし、明らかに最悪に向かいそうでした。それは修理可能で、私達はまだ南氷洋に達していません。

 

最初の仕事は何が起こったかを報告することです。今日は通信状態がよくそれは容易です。私はRoss (技術責任者)を呼び出して、彼は的確な人達(設計者、エンジニア、私のチーム、を集め、彼らは情報を受け取り、彼らによって情報はまとめられつつあります。そして私は睡眠の時間です。すべてを処理するための莫大な仕事が進行中です、それが完了するまでに私自身は6時間の睡眠をとっています。

 

そして、修理計画にそって修理を始めました。そのため、私はそれについて十分に理解し正確な質問をしました。最初にすることは、いくつかの部分をカットして、削り、ボルト締めるために船体を安定させることでした。それが終わるとラミネ―ション加工をしました。次に、準備した残った修理をします。全ての材料を集めその切断を薄明りの中でしています。私は未だ2時間残った明かりの中で切断を計画通りする予定で、残ったものは、船首でありその先は暗闇なので気にしないことにしています。

 

ぶんぶん音がします、そこは(船首の中)きわめて厳しい状況です。しかし、水性合成樹脂、接着剤、それらはぶんぶんと音のする状態を直すことができる、たくさんの材料を運び込みました。そして、材料は非常にうまく取り扱えました。私は他のチームではこうもうまく扱うことはできないだろうと思います。

 

わたしは今リズムに乗っています。そしてできるだけ長くそれを維持できるでしょう。これは極めて複雑な仕事です。そのため、急ぐことはできず、しれを正確にすることが求められています。

 

私は明らかに不満です。しかし、これがVendee Globeなのです。これが必要なことなのです。これらの材料を扱うことができなければならないのです。これが、私達がこれらの材料と道具を扱い、そしてこれらのもので修理ができなければならないかの理由です。普通なら私は怒りを覚え、悲しみ、感情的になります。しかし、そんな時ではありません。やり遂げなければなりません。あるところで感情はどこかへ行ってしまうことが確実です。今は唯一することがあります、それはできる限りベストをつくして仕事を終えることです。私はレースに残るために全てのことをするつもりです」。

 

翻訳:Watson Courtier as of 23 Nov.2020