Alex Thomson Team 修理に自信


11月22日

昨晩、Hugo Boss号の構造上の問題についてレース方針を出した後、Alex Thomson レーシングチームは、今朝、この単独航海のレーサーがリオデジャネイロの東875マイルの地点で走り始めたことから、走りながら共同して修理を行うことに同意しました。艇は追手に変わり、4ノット以下で走行しています。

Alex Thomson Racingの技術責任者、Ross Danielは今朝メディアにアップデイトしました。

 

「昨夜の夕方(11月21日土曜日)、Alex ThomsonがHugo Boss号上で定期の点検作業を行っている時、彼は艇の船首部分に何か構造上のダメージがあると確信しました。彼はすぐに陸上の私とチームに連絡し、私達はダメージの全検査を彼が行えるよう明確な指示を与えました。

 

検査によって、艇の前の部分の縦のビームに、ある構造上のダメージがあることが明らかになりました。ダメージはその部分に限定されるています。このダメージが何の原因で起こったのかは明らかではありません。艇がレースを継続することに重大な影響は及ぼしません。

 

私達の船舶技師と構造エンジニアと一緒になって、夜を徹してAlexのためにフル修理計画を作る作業をしました。この時間の間、Alexは今朝から始まる修理に備えてしばしの休息をとりました。

 

Alexは現在、海の状態を考えて彼が修理をする間、艇の上の動揺を少なくするために艇を安全な向きに変えています。彼は全て必要な部品を艇に持ち、フォローする詳細な計画、そして世界でも一流のエンジニアたちのアドバイスを持っています。そのため、私達は修理を完了させる彼の能力に微塵の疑いも持っていません。

 

私達の目的は、マイルを失うことを最小にして再びレースに復帰するために必要な修理を迅速に効率的に進めることです。

 

次のアップデートはチームから適時行います」。

 

翻訳:Watson Courtier as of 23 Nov.2020